鳥の診療案内


・来院時の注意点

 ①ケージについて

駐車場が病院に隣接しているため、車で来院される場合は普段飼育されているケージでお越しいただいても構いません。
もし電車で来院されるなどの理由でケージを持ち運ぶのが大変であれば、プラスチックケース(虫かご)にキッチンペーパーを敷いていただくと移動もしやすくおすすめです
夏は暑さ対策、冬は寒さ対策を十分に行いながらご来院ください。

②具合が悪い時
特に羽を膨らませて膨羽している場合は、保温が必要です。
プラスチックケースにキッチンペーパーを敷き、さらにプラスチックケースの外側に使い捨てカイロ等を貼り保温してあげて下さい。内側に貼ると誤食の危険性があるため避けてください。

③下痢、多尿の場合(尿検査をする可能性がある場合)
尿検査をする可能性があります。敷き紙を敷いていると吸収されてしまい、検査が出来なくなってしまいます。何も敷かないか、ラップを敷いて吸収されないような形でお越しください。

 

・鳥の健康診断について

 ①健診内容について

基本の健診として、身体検査・糞便検査・そのう検査を行っています。また、ご希望の場合はPBFDやオウム病といった感染症の検査(PCR検査)も行うことができます。

生活環境についてのアドバイスなども同時に行なっていくため、1時間ほどお時間をいただいています。


②感染症の検査について

感染症についてよくわからない、あるいは迷われている場合は、念のため便を集めて健診にお越しください。当日獣医師から感染症についての説明を受けた上で、検査を受けるかどうかお決めください。

 

※便の集め方

感染症検査をご希望の場合、検出率を上げるためには複数の便が必要です。当院では5日分以上集めていただくことを推奨しています。1日1つで構いませんので、以下の要領で集めてください。

(1)乾いていない便を1つ、楊枝などですくいあげます。

(2)ラップに包みます。雑に包んでしまうの乾燥してしまうので、ピチッと周りを止めてあげてください。

(3)診察当日まで冷蔵庫で保管してください。

 

※野鳥及び猛禽類の診察について

申し訳ありませんが、当院は野鳥及び猛禽類は専門外となります。

もし怪我をしている鳥獣を保護された場合は、お手数ですが保護された地域の地方自治体等へご相談ください。